blog

ブログ内検索

月別アーカイブ

カテゴリ一覧

目のマイボーム腺腫

目のまぶた(眼瞼)にできる腫瘍は色々ありますが、一番多いのは

 

マイボーム腺腫

 

です。

マイボーム腺とは、目に分泌される脂腺の一つであり、眼瞼の縁に沿ってたくさん開口しています。

ほとんどの場合、高齢の犬が「目にできものがある」という主訴で来院します。

 

はじめは1mm程度の小さなできものですが、時間が経過するにつれて拡大してきます。

治療法は手術しかありません。それが一番早くて確実な方法です。

ただ、高齢な犬が多いので費用もかかるし、みなさん「もうちょっと様子がみたいです・・(苦笑)」

となることが多いです。

 

そんなに早く腫瘍が拡大しない場合は、それでもいいのですが

状況によっては早くしないとダメなこともあります。

だいたい、普通の手術ができるは眼瞼の1/3までのサイズといわれており、

目の端から端までが21mmだとすると、腫瘍で摘出できるのは6~7mmが最大になります。

なので、できものが5mmに近くなっているようなサイズなら、

様子をみるよりも切除の方がベストだと言えますし、

1~2mmなら、経過観察も可能なレベルだと思います。(個人的に)

 

ちなみに、サイズが1/3を超えた場合は、眼科の専門の先生に紹介します。

眼瞼を大きく切って、横にスライドさせる術式なので、不可能ではないですが、難しい術式になります。

 

目のできものは、大きくなると閉眼できなくなって傷になったりするので、要注意ですね。

 

IMG_2244.JPG

手術前。目の上のできものがマイボーム腺腫。大きくなっているから、手術を推奨しました。

 

IMG_2253.JPG

手術後。縫合をかなり細い糸で縫うので、抜糸に鎮静が必要になることもあります。

腫瘍の病気 2017/08/25
≪ アトピーと痒み  |  蜂に刺された! ≫

この記事へのコメント

コメントを送る

  ※ メールは公開されません
Loading...
 画像の文字を入力してください