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難しい皮膚病

最近は、難しい難治性アレルギー性疾患と戦うことが多くなりました。

もともと自分がアレルギー性皮膚炎なので、皮膚に興味はあったのですが、

開業してから皮膚病が多いことに気がつき、最近は獣医皮膚学会に参加して勉強をしております。

 

かといって、勉強する前からやっていることなんて変化はなく単純明快で、

 

 

時間はかかっても、確実に試験治療を行い、確実に診断をすすめる

 

 

という信念に変わりはありません。みなさん「ぱぱっと治して」というけども

繰り返される皮膚病は、だいたい遺伝的な体質(アレルギーなど)をもっているため

基本的に完治しません。完治するというよりも

 

適切な治療で、悪い状態を生活に支障がないレベルで維持させる

 

というのが目的になります。

今回紹介するレオちゃんも、食事性アレルギーにアトピー素因もあり、たびたび難治性感染症にかかり、食欲が不安定。

食事を変えたら食べなくなるし、感染症が再発何回もして痒くなるし、あちこち痒くなってしまいます。

 

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飼い主さんと一緒に、あれを試し、これを試し、試行錯誤を繰り返してなんとか

「まあ許せる」レベルに落ち着いてくれました。

食事、アポキル、ステロイド、抗ヒスタミン剤、インターフェロンに抗生剤、保湿剤にシャンプー。

たくさん協力してもらって、やっと

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痒みがましになる・・・。難しい・・・。(完璧までコントロールできてないけど、許せるレベル)

 

皮膚病って、誰にでも一目で病気ってわかるんだけど、

皮膚の状態って、同じものは1つとしてないので、奥が深い診療科であると感じています。

みんな元気になってくれるように患者も、飼い主も、獣医もがんばっております!!

皮膚の病気 2018/07/16
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