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  • 大変だった子宮蓄膿症

    先日、2頭の子宮蓄膿症を手術しました。
    大変でしたが、完治できました!!よかった!!

    1頭は子宮蓄膿症だけではなく
    細菌性腹膜炎、腎不全も発症!!(非常にヤバイ!!!)
    となっており、緊急手術に。

    子宮と卵巣を摘出する出術だけではなく、腹腔内にドレーン(廃液を促す管と腹膜透析を行う)を入れて
    しばらく入院してもらわないといけない、非常に厳しい状態の子宮蓄膿症であり、疲れました・・・。
    もう一頭は、「元気だけどなんか変だなぁ」ぐらいの、比較的状態の良い子宮蓄膿症でした。

    が、
    ゴールデンレトリバーの手術だったので、子宮が超巨大サイズになっており、
    夜に緊急手術をはじめて、子宮を傷つけずに取り出すのに構造奇形もあって非常に大変で、疲れました。。。
    摘出した子宮の重さが2.5~3kgぐらいあって、ちょっとした鉄アレイをお腹に入れている状態でした。

    こんなにお腹がパンパンで、よく普通に生活できるなぁ・・・。と思いますが、
    以外に食欲があったりするものだから、生命体というのは神秘的であると常々思います。

    2症例とも、とってもしんどい手術でしたが、なんとか無事退院してくれて、今では元気ピンピンです。
    がんばって手術を受けてもらってよかったなぁと心から思います。


    わたし、元気になったわよ!!と吠えてますね。

    今回の子宮蓄膿症という病気は早期に診断できれば手術で完治する病気です。
    逆に言うと、発見が遅れてしまい、細菌性腹膜炎や腎不全、DICなどが併発する状態になると
    死亡リスクがどんどん上がります。今回は手術で間に合いましたが、亡くなる子も何度も経験しています。

    多いのは中齢以上のメス(もちろん避妊手術をしていない)ですが
    先日、1歳で子宮蓄膿症になった子もいました。
    「まさか!」ですが、若い犬でもいるんですね。
    比較的珍しいとおもいますが、半年の子でもいるらしいです。

    すべての体調が悪い未避妊の犬は、とりあえず子宮蓄膿症を疑え!!!

    ということを心に強く思って診察をするように心がけてます。
    乳腺腫瘍の問題等もあるので、当院では出産希望がないなら避妊手術を基本的に推奨しております。

    ご検討くださいませ。

    腎臓・泌尿器 2019/12/12

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