川西市緑台にあるマノン動物病院のHPです。

マノン動物病院

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TEL

072-792-0707

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診療方針 policy

EBM(エビデンスベースドメディスン)=獣医学的根拠に基づいた治療をこころがけております。できるだけ飼い主様に科学的根拠を示しつつ(例えばこの病気や治療法では生存率がどれくらいか、など)飼い主様と動物にとって最適な治療法をご相談して決めたいと思います。 二次診療病院で勤務した経験をいかし、高度な専門治療が必要と判断した場合はすぐに適切な専門医へご紹介します。お時間の許すかぎりなるべく全てご質問にはお答えしたいと思っておりますので、気になることは遠慮なくお尋ねください。

しつけアイコン しつけ・問題行動について

しつけコメント

犬は家族に順位づけをする。家族を下に見ているから噛む。犬より上に立たないといけない。などはこれまで常識のように言われてきましたが、近年ではそれらに根拠はないと否定されています。 噛む場合に叩いてしつけようとすると問題がさらに悪化することがあります。そのようなしつけを犬にしないようにしましょう。信頼関係が壊れてしまいます。 当院では主に子犬の飼い主様にしつけの心構えをお話しています。また、排便・尿の失敗や分離不安、攻撃性などの問題行動のある動物について背景に病気による問題が隠れている場合があります。(実は体に痛い部位があるなど) まずはお悩みの場合はご相談ください。(信頼できる動物行動学の専門医をご紹介することもできます。)

目の病気アイコン 眼科診療について

目の病気コメント

当院では、スリット検査、フルオルセイン検査、シルマーティアー検査、眼圧検査、眼底検査などの基本的な検査が実施可能です。 難易度の高い眼科手術に関しては、必要と判断した場合には眼科専門病院にご紹介することも可能です。手術後のアフターフォローは当院で可能です。

皮膚病アイコン 皮膚病について

皮膚病コメント

犬や猫は人より皮膚が薄く、皮膚病の発生はとても多いです。 痒がったり、毛が抜けてしまったりする様子を見ると、飼い主様も心を痛めると思いますが、背景にはアトピーなどのアレルギー体質が背景にあることも多く、その場合は体質を変えることは困難なため、根気強い治療と継続的なケアが必要になります。 また、寄生虫疾患、カビや細菌などの感染症、食物アレルギー、内分泌疾患、腫瘍性疾患などの可能性も考慮します。これらの要因が多数絡み合っている場合もあり、診断や治療に時間を要することも多いですが、ご一緒に根気強く頑張って治療していきたいと思います。

歯周病アイコン デンタルケアについて

歯周病コメント

5歳以上の犬猫の80%は歯周病に罹患していると言われます。 口内のphが人と犬では異なるので、犬猫は虫歯にはなりにくいですが、歯石はつきやすいです。 歯石には歯周病の原因菌が多数住み着いて、さらに歯周病が進行します。特に小型犬は要注意です。 予防は主に歯磨きになります。ガムなどは補助的な効果しかありません。 当院は歯磨き指導に力をいれており、デンタルケアにおすすめの歯磨きペーストや歯ブラシも販売しています。

進行した歯周病アイコン 進行した歯周病について

進行した歯周病コメント

歯周病が進行してしまった場合、口が臭う、食べる時に痛がる、出血するなどの症状がでてきます。 さらに放置すると上顎の骨が溶けてしまい、口の中と鼻がつながってしまう口鼻瘻という状態になり、慢性鼻炎の原因になることもあります。 こうなると麻酔をして歯石の除去をしたり、抜歯して、穴を塞ぐ処置をしなければなりません。小型犬に多く、特にダックスフンドで多く遭遇します。 猫ではまれです。処置後はよく食べるようになった。痛がらなくなった。などのお声もいただきますので、ペットのお口が気になる飼い主様はご相談ください。 (よくご質問をうけますが、トリミングなどでの歯石とりは表面的な歯石を除去しているだけなので歯周病治療の観点から言うと無意味です。重要な歯茎の下の歯周ポケットの歯石などはそのままなので、歯周病は改善しません。)

腎臓病アイコン 腎臓病について

腎臓病コメント

勤務医の頃から腎臓は特に注力してきた分野であり、高齢の犬猫では腎不全に遭遇する機会も非常に多いですが、腎機能低下の原因は様々なものがあり、腎臓の先天的な構造異常から、感染症、結石による尿管閉塞、中毒、免疫疾患、腫瘍など多岐にわたり、特に高齢の犬猫では原因がはっきりわからないことも多いです。 いずれにせよ、腎臓に負担をかけず、今ある腎機能を温存する治療をなるべく早期に始めることが重要になってきます。 近年の血液検査の進歩により、犬や猫の腎機能低下を以前より早期で発見できるようになりましたので、9歳くらいになったら、健康診断で血液検査を受けてみられることをおすすめします。 特に猫ちゃんでは高齢になると、多くが腎機能に問題を抱え、最終的に腎不全を起こして亡くなることが多いです。 最近、猫の腎機能低下に関わるAIMという蛋白質が発見され、猫の寿命が大幅に伸びるのではとの期待から治療薬の開発が待望されていますが、早く実用化されると良いですね!

ガンアイコン ガンについて

ガンコメント

近年、ペットの高齢化が進むにつれ、癌に罹患するペットも増えてきました。 獣医療の進歩により、ペットの治療にも選択肢が増え、飼い主様もより悩まれるようになったのではないかと思います。 どんな治療法でどこまで治療をしてあげるのがその子にとって最善なのか、最新の治療法から緩和ケアまで様々な選択肢をご提示した上で、 飼い主様とよく話し合って決める必要があると思っております。 必要と判断した場合は、放射線治療などができる二次病院や以前勤めていた松原動物病院の腫瘍専門医と連携しての治療も行います。