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環軸不安定症の症例

小型犬が発症しやすい病気の一つに、

「環軸亜不安定症(環軸亜脱臼)」

という病気があります。

 

チワワ、ポメラニアン、ヨーキー、トイプードルなどでよく発生するイメージです。

6ヶ月〜2歳ぐらいで発症することが多く、

頚椎の損傷は痛みによるQOLの低下はもちろんのこと、

呼吸筋の麻痺から死亡することもある、危険な病気です

 

4年ほど前に手術した犬ですが、とても元気になっていてワクチン接種にきてくれました。

初診時には、ひどく弱っていて何が原因なのかわからなかったのですが、

MRIを撮影したり、神経病の専門病院でもある京都ARと協力して手術を行ってもらい、

環軸の不安定性をピンとセメントを使って安定させてあげることで

痛みなく、とても元気な状態にしてあげることができました。

 

先日撮影したレントゲンですが、首のところにピンとセメントが白く写っていますね。

スクリーンショット 2020-01-29 23.42.09.png

定期検査を行っていますが、特にピンの損傷もなく安定していて、幸せそうです。

 

この病気は、首のコルセットなどの対症療法をすることもできますが、

根本的には外科を行わないと根治できない病気です。

 

私は手術しませんが(笑)、手術できる病院を紹介しますので小型犬を飼育されている場合は

そんな病気もあるんだなぁと覚えておきましょう。

ではまた〜

神経系の病気 2020/01/29
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