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今年度のフィラリア予防薬投与前の血液検査について
今年もフィラリア予防薬投与開始時期が迫ってまいりましたが、(6月1日頃開始)
新型コロナウイルスによる事態の収束が見えませんので
例年、犬のフィラリア薬投与開始前に実施しておりました感染の有無を調べる血液検査を、
前年度の予防薬投与忘れのないものにかぎり、免除してお薬をお出しします。例年、この時季は大変病院が混雑しますので、飼主さまや病院スタッフへのリスクを考慮し、決定いたしました。
希望される場合は血液検査をすることも出来ます。今年初めてフィラリア予防を開始する子犬はもとより検査は必要ありません。
当院に通院歴のない新規患者様に関しては、去年の投与歴の確認ができませんので、応相談といたします。飼主様のみの来院で構いませんが、ワンちゃんの体重によりお薬のサイズが変わりますので、体重をお家で計測して来て下さい。
来院頻度を減らすため、ワンシーズン分(6から12月まで7回分)まとめてのお持ち帰りにご協力をお願いします。ノミダニも春から秋にかけて活発化します。同時にノミダニ予防薬も持ち帰られる場合はお申し出下さい。
よくお外に行く場合は、春から秋はもちろん予防が必須ですが、
近年マダニ媒介性のSFTS(重症熱性血小板減少症症候群)によって亡くなる人の事例が増えていますので、
冬もマダニの活動が低下するとはいえ、リスクはありますので、年中投与を推奨しています。新型コロナウイルスの影響により、少数のスタッフで対応している場合もございます。
なるべくお待たせしないように心がけてはおりますが、ご理解下さいますようお願い申し上げます。