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足先の腫瘍切除
先生〜、足先のできものが大きくなりすぎて、手術どうしよう??
との相談から、はじまったこの手術。
この「できもの」は、初めは、ほんの小さなしこりだったのです。ゆっくりと、確実に大きくなってきてしまい、
「心臓も悪いし、あんまり不要な麻酔はしたくないよね」
と様子をみてたら、もう無視できないレベルまで大きくなってしまいました。うーん、切るのはできるけど、傷が縫合できないだろうな・・・。
と予想できる手術になりそうだったので、家族とは入念な説明を行い、
皮膚は絶対に縫合できないから、自然治癒待ちになるよ。たぶん1−2ヶ月くらいで治るけど、手術後のチェックはマメに通院が必要だよ。
と説明して、同意を得た上での手術開始となりました。半導体レーザーを当てると、傷の痛みが減り、かつ治りがよくなった!!
というデータがあったので、最近導入した半導体レーザー積極的にを当てるようにして、改善をねらいました。1〜2日おきに、傷のチェックとレーザー治療で通院してもらったので、大変だったかもしれませんが。。。
でも、その甲斐があってか、少しずつ確実に改善していき(下の写真)
予想よりずっと早く、3週間で無事に完治!!となり、みんなで大喜びでした。早く治るのは、いつだって気持ちいいですね!!
半導体レーザーは意外と効果的!!
という感想ですが、こまめに照射しないといけないようなので、
がんばって通院に来てくれた家族の愛情と、細かいケアが一番大事だったんだろうな。と思ってます。今回の教訓
足先の腫瘍は、早めに切除が正解です。様子みすぎないように。。。(ちなみに悪性腫瘍でした)ではまた〜