ブログ blog
最近の治療実績
忙しくしていて、ついついブログを更新するのを忘れていましたが
「先生のブログ読んだよ!!」
という励ましの声に、少しでも何か書こうかと思い至りました。
当院の手術は、避妊去勢がやっぱり多いのですが、病気の子もたくさんいますので
先月は乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、猫の皮膚炎の皮膚生検、脂腺炎の皮膚生検
リンパ腫に対する抗がん剤、猫の歯肉口内炎の全額抜歯、犬の歯周病および破折歯の抜歯など
いろいろやってました。ミネルバ動物病院とも協力して、CTや難しい外科手術なども行なっています。
その中でも、犬の歯の破折は非常に多くて、悩みのタネです。
「硬いものを与えれば、犬は喜ぶし、さらに歯にいい、顎も強くなる!!」
みたいなイメージが先行していて、
骨とかプラスチックとか硬い木とか、ひづめとか
販売している業者も業者だと思うんですけど、
販売中止にして欲しい。。。。
人間の歯もエナメル質でできていて、動物の歯もエナメル質で形成されているのだから
人間が思いっきり噛んで、歯が折れそうなものは基本的に、犬の歯も折れるって考えるべきだと思うのです。
奥歯の上顎第四前臼歯が割れてしまうっていうのが、多すぎてかわいそうでなりません。。。
抜歯しないと膿んできてしますので、顔が腫れて、えらいことになりますよ。
この子の歯は折れてしまって、根元が感染して、抜歯になったワンちゃんです。抜歯も大変でした。。。。
歯に気をつけよう。与えるなら、市販の歯磨きガムぐらいにしよう。歯を磨こう!!